Mad Professorの人気エフェクター3選:Sweet Honey、Deep Blue Delay、Little Green Wonder

Mad Professorは、フィンランド発のブティック系エフェクターブランドです。派手な多機能ペダルというより、ギターとアンプの反応を大事にした、音楽的なペダルが多いブランドとして知られています。

1. Sweet Honey Overdrive

Mad Professor Sweet Honey Overdrive 商品画像

Sweet Honey Overdriveは、Mad Professorを代表するローゲインオーバードライブです。国内公式ページでは、BJF設計のタッチセンシティブなローゲインODとして紹介され、ピッキングやギターのボリュームで歪み量をコントロールしやすい設計が説明されています。

特徴はFocusノブです。単なるトーンではなく、歪みのフィール、ダイナミクス、EQ感を動かします。弱く弾けばクリーン寄り、強く弾けば少し毛羽立つ。常時オンのプリアンプ的にも使えるペダルです。

2. Deep Blue Delay

Mad Professor Deep Blue Delay 公式製品画像

Deep Blue Delayは、Mad Professorの中でも定番のディレイです。公式ページでは、デジタルディレイながらアナログのダイレクト信号を持ち、歪んだ音にも合うように設計されたと説明されています。ディレイタイムは約25msから450msです。

このペダルの魅力は、派手な多機能ではなく、バンドの中で邪魔になりにくい反復です。ソロに少し奥行きを足す、アルペジオに自然な残響を作る、歪みの後ろで音を濁らせずに残す。そういう実用性があります。

3. Little Green Wonder

Mad Professor Little Green Wonder 公式製品画像

Little Green Wonderは、Mad Professor流のミッド系オーバードライブとして人気のあるモデルです。Tube Screamer的な用途、つまりバンドの中で中域を前に出す、アンプを押す、ソロで抜けを作る方向で考えるとわかりやすいです。

Sweet Honeyがタッチと透明感を重視するなら、Little Green Wonderはもう少し「前へ出す」役割です。クリーンアンプにも、軽く歪んだアンプにも合いやすく、ブルース、ロック、ポップスで使いやすいタイプです。

3台の使い分け

Sweet Honeyは常時オンまたはローゲイン、Little Green Wonderは中域を押すOD、Deep Blue Delayは空間の奥行き。3台を並べると、かなり実用的な小型ボードになります。

順番は、Sweet Honey、Little Green Wonder、Deep Blue Delayが基本です。OD同士は前後を入れ替えても面白く、Sweet Honeyで質感を作ってLittle Green Wonderで押す、またはLittle Green Wonderで中域を作ってSweet Honeyで少し広げる、という使い方もできます。

買う前の注意

Mad Professorは、同名モデルでもHand Wired版、Factory版、限定版、派生版が存在することがあります。価格差もあるため、購入前に仕様を確認したいです。音だけでなく、サイズ、電源、バイパス方式、ジャック位置もボードに入れる上では重要です。

ブティック系ペダルは、家で単体で弾くと最高でも、バンドで抜け方が変わることがあります。必ず自分のアンプ、ギター、他のペダルとの相性で判断しましょう。

まとめ

Mad Professorは、派手なスペックより、弾いたときの気持ちよさで選ぶブランドです。Sweet Honey Overdrive、Deep Blue Delay、Little Green Wonderは、それぞれ歪み、空間、抜けを支える代表格として、ブティック系ペダル入門にもかなり向いています。

Sweet HoneyとLittle Green Wonderの違い

Sweet Honeyは、ピッキングへの反応やアンプのようなニュアンスを重視したODです。強く弾くと歪み、弱く弾くとクリーン寄りになるので、演奏表現を残したい人に向いています。

Little Green Wonderは、より中域を押し出してバンドの中で前に出すタイプです。TS系が好きだけど、もう少し違う質感が欲しい人に合います。ソロブースト、クランチの押し出し、歪みペダル前段のブーストとして使いやすいです。

Deep Blue Delayが人気の理由

Deep Blue Delayは、多機能ディレイではありません。タップテンポやプリセットを求めるなら別の機種のほうが便利です。それでも人気があるのは、歪みとの馴染みがよく、ギターの後ろに自然に残るからです。

特にロックやブルースで、ソロに少し奥行きを足したいときに強いです。デジタルの正確さより、音楽の中で邪魔にならないことを重視している人に向きます。

Mad Professorを選ぶべき人

Mad Professorは、極端な飛び道具より、良いアンプと良いギターの間で使うと価値が出るブランドです。細かいメニュー操作より、ノブを少し回して弾いた反応を確かめたい人に向いています。

逆に、1台で何十種類もの音を切り替えたい人、MIDI制御やプリセット管理を重視する人には合わない場合があります。Mad Professorは、シンプルな操作で深く使うペダルとして見ると満足度が高いです。